19, 05. 2010 トキワイカリソウ


強い風が幾分弱まって、昨日は暖かな一日となった。気温は前日の方が高かったようだが、昨日の方が暖かく感じられた。発泡スチロールのボードを切り抜き、作品とボードの裏にテープを貼って、作品をボードに付ける単純な根気仕事。時折気分転換に庭を廻る。

MIXY友のHさんからお送り頂いたトキワイカリソウが開花し始めた。白い品の佳い花。蕾も愛らしい。以前Hさんから頂戴したコメントに、トキワイカリソウが開花が早いと記されてあったが、キバナイカリソウを除いて、他の2種も殆ど同時の開花になりそう。




バイカイカリソウもポツポツと咲き始めた。この種も殆ど白に近く、小さな可愛らしい花。ピンクのイカリソウは、躑蠋の根元に植え込んであるので、余り陽が当たらず、開花はこれから。





蕾のまま冬を越したアセビが、黄ばんだ蕾からやや膨らんで、白い花となった。花期は結構長い。クロフネツツジが数輪開いて来た。もう少し咲き揃ったら、再登場させる予定。




6本芽を出したシロバナシラネアオイの5本に、蕾が付いた。手前の小さな芽は、来年のことになりそう。ノビネチドリの葉の中心に、蕾が見えて来た。昨年は花付きが悪かったチングルマにも、蕾が付いた。エゾゴゼンタチバナの芽が勢いが良い。タカネウスユキソウの中に迄、越境して芽を出している。小さな緑の葉は、自然発芽したシラネアオイ。何れも何処かに場所を移す必要が出て来た。






買置していた両面テープが無くなり、買求めに出かけた。南と北を大回りして、最後にテープを入手して来ることにした。木綿のブラウスを羽織っただけでも充分暖かかった。住宅街をジグザクに折れて、南東へ向う。芯も枝も全て切られた太い樹の先端付近から新芽を出して咲いているサクラがあった。大きくなり過ぎて切られたのだろうが、可哀相な姿。住宅が取り壊されて空地になった所は、キランソウ、ツクシ、タンポポがぎっしり生えていた。所々に、以前の住人が植えられたスイセンムスカリの姿が見える。団地が出来る以前からあったと思われる古いお宅の庭に、大きなシダレザクラの樹があった。当地では、シダレザクラは珍しい。更に南東へ進み、東の沢の公園の南に続く原生林の西に突き当たった。南へ向い、一番通りから沢伝いに、四番通りへ出て戻ることにした。原生林の西側にも、オオカメノキが花を開いていた。





アセビ      Pieris japonica ツツジ
トキワイカリソウ Epimedium sempervirens メギ科
バイカイカリソウ Epimedium dipyllum メギ科