11, 10. 2017 気温急降下


終日曇の予報が出ていた昨日は,10時を過ぎて雲間から陽が射し始めた。充分な陽光とは言えないが,贅沢は云っていられない。溶いてあった絵具で,仕事を進めた。正午を過ぎると,北西の方から巨大な鱗雲が押し寄せて,陽を遮った。雲の動きを窺っていたが,日差が戻りそうにはないので,散歩に出かけた。

青空の領域は、北東の方に残っていた。用心して厚めの上着を羽織って来たが,風が強いので寒く感じる。シラカバ公園を,北に通り抜ける。3番通りの生花店の前には,大きな南瓜が置かれていた。北の住宅街のナンテンを覗き込む。花は咲いたが,今年も実は出来ていなかった。




団地の北端の道を,西へ向かう。住宅の切れ間から,北西を眺める。山並みは,厚手の雲を背負っていた。キウイが,未だ残っていた。南へ向かい,中央の沢の遊歩道に入る。沢の斜面に,コウライテンナンショウの赤い実が見えていた。葉がすっかり枯れていた。遊歩道脇のお宅の前に,掃き集められた栗の毬があった。






沢を離れて,住宅街を南東に戻る。花弁が落ちたキヅタに、蜂が止って吸飲していた。近隣では最も開花が遅いウドが,花を開いていた。未だ開かぬ花序もある。恐らく春に山菜として採取する為に,新たな芽が出る期間が遅れるものと思われる。シラカバ公園を,東に通り抜ける。公園傍のお宅のジョウロウホトトギスは未だ花を付けていたが,葉が傷んで哀れな姿だった。センリョウナシにかけられた袋が裂けて,実が覗いていた。大きく育ったということなのだろうか。






夕刻陽が射して来ていたが,今朝は曇空。今日の最高気温は更に下がって,12度の予報。体調管理に気を付けなければならない。