18, 05. 2010 アツバサクラソウ


相変わらずの風の強さだが,昨日も良く晴れて気温も大分上がった。初夏から長い期間花を付ける,ケンタウレア モンタナに早くも蕾が付いた。ヤグルマギクを大きくした様な青紫色の花を付ける。葉の下に蕾があったヤマシャクヤクは、茎を伸ばして蕾が上に出て来た。エゾルリソウにも中心に蕾が見えて来た。





アツバサクラソウが花を開いた。先日買求めたバイカカラマツと名札が付いていた植物を植え込んだが,強い風で、細い茎がいたぶられて可哀相。ウメも開いたが,花数が少ない。剪定の時期が遅れたのが原因なのか、花芽の育成期に酷く寒かったのが影響したのか,恐らく双方が影響しているものと思われる。





庭の境界付近で,オオウバユリがあちこちに大きく葉を広げ始めた。今年も何本かの花を見ることが出来そう。赤茶色の芽を出していたヤグルマソウが、大きな葉を広げ始めた。




駅前の銀行に出かける用件があったのだが、ボードの切り抜きとテープ貼りの作業をしている内に,2時を大分廻ってしまい、慌ててバスで出かけた。用件を済ませ,帰りは中央の沢を廻って戻った。沢の底には、ニリンソウが白く広がっていた。オオカメノキが白い花を付けていた。南へ向い、エゾエンゴサクが咲いていた土手を見る。エゾエンゴサクは莢を付け、代わってキランソウが広がっていた。





階段を上り、駅前から続く道を東へ向う。北側の斜面の下に、オオバナノエンレイソウの姿が増えていた。あの位置なら、盗掘や刈り取られる心配はあるまい。沢の東の遊歩道へ入る。サクラが散り始めていた。




住宅街をジグザグに曲がり、東町公園に立寄った。前日とは打って変わり、人影がなかった。西の方を廻ると、目の前にキタコブシの花が突き出ていた。見上げると満開のキタコブシの大木。何時も東の方を廻るので気付かなかった。樹々の梢が様々な色に彩られ、佳い季節になった。


アツバサクラソウ Primla auricula サクラソウ