11, 02. 2010 雪降り続く


過日程の低温にはならなかったが、また真冬日となった昨日は、時折雪も降って陰鬱な一日だった。陶筥と水差しの削りの作業を続けた。水差しは糸底部分の粘土を削り取ったが、未だずしりと重い。水を入れると一層重くなるので、底に近い厚みの多過ぎる部分を再度削ってみた。成形の折に内側を随分削った積りだったが、削りが不足だった様子。陶筥も底を削ったが、未だ重い。根気仕事は、未だ続きそう。

2時を過ぎて、北東にあるスーパーへ買物に出かけた。前日同様、時折吹雪で視界が悪くなる。相変わらず雪を満載したトラックや雪を捨てて荷台が空になったトラックが行き交う。来週明け早々には、住宅街の排雪がある。遠回りをして雪捨て場を見ようと、四番通りへ向った。

風が強く、雪雲の流れが速い。雲間からクロームイエロー シトロンの太陽が見える。雪原は鉛の様に重い表情を見せていた。西に目をやると、一層巨大になった雪捨て場が見える。北へ迫出した雪は大分距離があった木立に近付き、東に迫出した雪の山で、ひっきりなしに出入りするトッラクの姿が見えない。住宅街の排雪が終ると、一層巨大な雪山になるのだろう。





四番通りへ戻り東へ進む。歩道脇の雪は高くなって、セイタカアワダチソウが僅かに頭を見せている。農場の角に、アレチゴボウが頭を出していた。農場の北の木立でタラノキを見付けた。過日ヒヨドリが啄んでいたズミの実が、未だ実を残していた。赤味が大分失せている。時折吹雪いて視界が悪くなる中を、スーパーを目指して歩いた。







買物を済ませ、ナナカマドの公園を通って戻った。この寒さの中、サクラの芽が大分膨らんで来ていた。