21, 04. 2011 陽射し暖かく


朝方の雲が消え、昨日は思いがけぬ晴天となった。前日より低い気温が予想されていたが、風が幾分治まった為か、寒くは感じなかった。充分な陽光が降り注ぐと、植物達が動き出す。最も早く雪が消えた位置のワサビに蕾が付いた。茶色を帯びた葉を出していたニリンソウの葉が緑色に変わり始め、白い蕾が見えて来た。




前日に引き続き、陶筥の内側の削りを進めた。あと2日位で削り上がるだろうか。陶土に比べて、磁器粘土の方が削り難く、時間を要する。夕食の素材を買求め方々、散歩に出かけた。ナナカマド公園のナナカマドの芽が伸びて、先端が開き始めていた。陽当たりの良いお宅のスイセンが花を開き始めていた。東の沢の雪が融け、少し奥迄はいれる様になった。沢を覗き込んでいたら、シジュウカラが近くの樹に飛来した。





沢に沿って、北へ向う。先日来見かけているヤマブドウは、小さな葉が開き始めていた。大きな樹にはヒヨドリの一群。三番通りを東へ進み、高速道路の東の道を北へ進む。過日、大きなヤドリギが落ちていた道。木立の雪も融けていたが、未だ芽を出しているのはフキノトウだけだった。木立の北の広い草地に入ってみた。何層にも朽ちた植物がクッションになって、弾力があった。威勢が良いのはフキノトウ、エゾノギシギシと葉を広げたばかりのヘラオオバコだった。早く芽を出していた土手際のフキノトウは、大分背丈を伸ばしていた。






四番通りを西へ戻る。盲学校の北の畑では、農作業をする人々の姿が見られた。過日重機で砕かれていた雪捨て場の雪の山も、すっかり低くなっていた。盲学校の前のの道を南へ戻る。スーパー近くのお宅の庭のエゾムラサキツツジが、もう開き始めていた。庭のエゾムラサキツツジは未だ蕾が固く、僅かに先端が赤紫色になったばかり。開花迄には、未だ大分間がありそう。




今朝はまた曇り空。風は治まっているが、気温が低い。昨日の夕刊に、被災地に降った雪で、ボランティアの方が張ったテントが潰れた写真が載っていた。4月も下旬というのに、中々寒気が去らない。