17, 01. 2010 気まぐれな天候


外は暗いが、窓に吹き付け積った雪が、30cm程見える。雪は未だ降り続いている様子で、大雪になりそうな気配。西の隣家との境のヒバの生垣に降り積もった雪と、地面に降り積もった雪が繋がって、生垣が見えなくなっている。今迄降らなかった雪が、纏めて降って来ている様子。

昨日は、不安定な天候だった。青空が広がるかと思うと、突然暗くなって吹雪となる。風が強く、低層を流れる雪雲の動きが速い為の仕業らしい。晴天と吹雪を何度も繰り返し、午後に入って漸く吹雪は治まった。陽光と新雪で、アトリエは隅々迄明るくなる。急いで床を磨き、作品を水張りした。

北東にあるスーパーへ買物に出かける。野菜が重くなりそうなので、帰りは真直ぐ帰ることにして、往路少し遠回りをしてみた。ナナカマド公園を横切って、何時もの様に北へは進まず、真直ぐ東へ進んだ。秋に見付けたナツハゼは、未だ黒い実を付けたままだった。通ったことのない住宅街の道を選んで、東の沢が大きく西に迫出した地点へ向う。コブシかモクレンと思われる大きな木の枝先では、綿毛に包まれた新芽が随分膨らんでいた。大きなエゾノコリンゴの樹があるお宅があった。実は沢山残っていて、鳥が啄んだ跡も見られた。




全方に沢が見えて来た。除雪の雪を沢に押し出した跡が見える。沢の西端を北へ曲がり、三番通りへ向う。此処の沢のツタは、勢いが強い。巨大なヤドリギの様に、ツタが絡まっている。温かくなったら、このツタの正体を見極めたい。




三番通りへ出る部分は、以前は沢の一部だったと思われ、窪地になっていた。大きなサクラの樹が枝を拡げていた。新芽が膨らんでいるのが見える。



三番通りを200m程西へ戻り、スーパーで買物を済ませて外へ出ると、戸外は吹雪いていた。西側の駐車場の雪は排雪されて、車が並んでいた。未だ早い時間なのに、薄暗くなった道を急いで家に戻った。




戸外が明るくなって、雪で埋った庭が見えて来た。雪は間断なく降り続いている。庭木の綿帽子も飛切りの高さ。大雪になりそうな日曜日。