18, 01. 2010 大雪


前夜半からの雪は、昨日午前中降り続いた。気温が僅かに高くなって寒さは遠のいたが、降雪量は半端ではなかった。ヒバの生垣は上下の雪が繋がって見えなくなり、アトリエ前のウメとシャクナゲも繋がりそうになった。大きな三角屋根の2階と3階部分には天窓が嵌め込まれているが、雪で塞がれ、日中でも廊下の点灯が必要となった。雪にすっぽり埋められた感じ。戸外を走り回るブルトーザーの音が聞こえていた。

例年、センター試験の時期には一荒れ来る。日曜日で出勤はないので、家で過ごせる人々が多いのが幸いだったが、受験生は難儀を強いられたことと思われる。開始時間を遅らせていた様子なので、混乱はなかったかと思われるが、気象条件で不利益を受けぬことを願うのみ。母屋とアトリエを繋ぐスペースの床に近い位置迄の縦長の窓は4分の1程が雪で埋り、居間の窓も雪で開けられなくなった。







少し小止みになって来た雪が正午前止んで、一気に青空が広がった。仕事の区切りが付いた2時前、散歩に出かけた。家の前は除雪が済んで、直ぐ東の道路の歩道も、除雪されていた。歩道の両側の雪が、ぐんと高くなっている。ブルトーザーの姿があちこちに見られ、フル稼働していた。庭から雪を運び出す人々の姿も見えた。





雪の後は、幹線道路を歩くに限る。除雪された歩道を南へ進み、小学校の南の公園のケヤキを見て戻ろうと思ったが、日曜日の所為か、小学校前の道路は未だ除雪が終っていなかった。仕方なくもう少し南へ進む。住宅街を東西に走る道路は、車の轍が残って、除雪は済んでいなかった。目指す公園は、轍の突き当りにある。



更に南進して、煉瓦工場へ通じる大きな道路に出た。此処は歩道も除雪されていた。西へ向い、公園の南へ出る。広い公園はすっぽり雪に覆われ、何時もはそり滑りで賑やかな小山にも、人影がなかった。