19, 10. 2009 シオン


週末に出ていた雨の予報は、一昨日の夜半に降った雨だけで終り、不安定な天候ながら日中は降らず終いだった。紅葉は一段と赤味を増し、近年になく深い色となった。

家の西側のヒバの生垣の傍で、シオンが咲き始めた。雨と低温に見舞われた夏の天候が災いして、最後に花を見せるツワブキの蕾が上がって来なかったので、今年はシオンが最後の花となる。背丈が2mを超えるものもあって、写真に収め難い。しっかりした茎と細長い楕円形の葉には繊毛があって質感は悪いが、花は瑞々しい。花期の長い花なので、雪が来る迄暫く楽しませてもらえる。





未だ葉は緑を保っているが、そろそろ切詰めようとして、ストケシア(瑠璃菊)が花を付けているのに気付いた。本来は8月上旬から中旬にかけてが花期の種。良く見ると、小さな蕾も見受けられた。雪が来る前に開花出来るのだろうか。




庭の2箇所で増え広がった、葉に細い斑が入ったホトトギスが満開となって来た。未だ蕾の数が多いものを残して、切り取って生けた。日野在住のH さんからお送り頂いたヤマジノホトトギスも全ての蕾を開いてくれた。来年以降の愉しみが増えた。



シオン       Aster tataricus キク科
ストケシア     Stokesia laevis キク科
ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis ユリ科