22, 10. 2011 シオン


風はかなり強かったが、昨日も良く晴れた。前日作っておいた植物が入ったゴミ袋を集荷場所に運ぶ。シオンが開いていた。蕾が見えてから開花までに、随分日数が必要だった。花期は長く、暫くは楽しむことが出来る。昨年東京在住の級友Oさんが送って下さったサザンカが1芽だけ出ていた。最初、ツバキと書いて下さったが、直ぐ後で、サザンカであると、メールを入れて下さった。植物園で実を拾ったヤマボウシも、一人前に色付き始めた。発芽率が良く、夏に一度間引いてある。来年また、勢いの良いものを選んで残そうと思っている。K・Kさんに戴いたシロヤマブキも順調に育っている。





陶の作業を午前中で切り上げ、午後から札幌に出かけた。地下鉄の円山公園駅からバスターミナルに向う。丁度良くバスがあって、待たずに乗れた。樹々が色付いた円山を右手に見ながら、バスは南へ向う。前回訪れた折は青かった画廊前の駐車場に聳えるエゾマツの松毬も、茶色く色付いていた。前の沢のクルミは、大分葉を落としていた。




玄関脇の和室の襖が開かれ、僅かな灯りに、和服を着た人形が見える。伽井丹彌さん独特の凄みを持った人形の世界が広がる。人体より少し大きめの人形の展示は迫力がある。意外な展示方法の人形や小品に心惹かれた。MIXYの日記に、風邪を引かれて、搬入時腰を痛められたと記されていたので心配していたが、マスクは掛けれrておいでだったが、腰の方は治られたそうで、安堵した。裏庭に展示された人形を見ようと、隣のANEXを通り抜けて、庭に出た。隣の展示は、若い女性作家の織物の展示だった。







札幌駅へ戻り、茶菓など買物を済ませ、最寄りの駅に着いた頃には、日が暮れていた。今朝は車窓から見えていた雲が厚みを増している。今日から天候は下り坂。素晴しい秋日和の3日間だった。


シオン Aster tataricus キク科