23, 09. 2009 イワシャジン

天候の崩れは予想の他早く回復し、昨日は午後から青空が覗いた。風がとても強かったが、今朝は風も治まり、雲なく晴れ上がっている。この様な秋晴れが、暫く続いて欲しいもの。

過日、咲き始めの姿を登場させたイワシャジンが、次々に花を開き、青紫色の傘を作り始めた。細く分枝した茎に付けた花の重みで放射状に広がり、古い株は大きな傘を形成する。根分けをして増やしたもの、種が飛んで自然発芽したもの等、点々と青紫色の茂みを見せている。

夏に花を咲かせ、切詰めた株の下の方から出遅れた花序を伸ばして、夏花が花を開いている。ジギタリスとムラサキツユクサ。何れも７月に登場させた種。ジギタリスは既に種子を作り、２年後の花を楽しむ為に種を振り蒔いて、切詰めてある。遅れて出て来た花は小さく弱々しいが、健気で愛おしい。

イワシャジン　　　Adenophora takedae　キキョウ科
ジギタリス　　　　Digitalis purpurea　ゴマノハグサ科
ムラサキツユクサ　Tradescantia andersoniana　ツユクサ科