04, 09. 2009 ジャノヒゲのはずみ玉


昨夜、南東の空に上がった満月に近い大きな月が、程なく雲に隠れてしまったが、今朝は厚い雲が空を埋めている。3日続きの晴天が終り、今日から下り坂の天気予報が出ている。晴天の内にと、昨日午後から、4つの展覧会をハシゴして廻った。雨が来ぬうちに、ゴミの集荷に合わせて、また数本のカラマツの枝を切詰めようと思っている。

8月にピンクの香りのある小さな花を開いたジャノヒゲが、小さな丸い実を付けている。

http://d.hatena.ne.jp/atarou/20090720/1248039093

この実は中に種子を内包しているのではなく、種子が露出したものとのこと。当初翡翠の玉の様な実は、やがて濃紫色となる。かっては、はずみ玉と称され、子供達の玩具になっていたという。




5月に登場させたチシマヒナゲシは、零れた種が発芽して、次々に花を開いている。背丈が10cmに満たない小さな花ながら、寂しくなった庭を彩ってくれている。7月に登場させたシャジクソウも、随分間をおいて二番咲きの花を付け始めた。茎が伸びて寝そべった姿ながら、この時期には有難い彩り。



シャジクソウ  Trifolium lupinaster マメ科
ジャノヒゲ   Ophiopogon japonicus ユリ科
チシマヒナゲシ Paparer miyabeanum ケシ科