15, 07. 2011 スモークツリー


夜分に寝苦しい程蒸し暑くはならない当地で、前夜は珍しく蒸し暑く良く眠れなかった。窓の外が白んで来たので、ブラインドを上げると雨が降っていた。また寝るには半端な時間なので、始まっていたなでしこジャパンの試合を見ながら、手仕事をした。

午前中は雨が降り続いた。午後に入って小止みとなり、やがて雨は上がった。庭へ出てみる。大きな花を開き始めたアジサイが、頭が重くなって平伏していた。小振のアジサイは、大丈夫。七変化が青さを増し、中央の両性花も開き始めていた。ハナヒリノキが、実の様な花を付けていた。




西の境界に移植したクサレダマに蕾が付いていた。移植した植物達は、順調に根付いて生育している。シラネアオイの種子の殻が大きく膨らんで来ていた。殻が色付き始め、亀裂が入ると採種可能となる。アトリエの入口横では、ジャノヒゲが小さな蕾を持ち上げていた。





仕事の区切りの良いところまでと作業を進めている内に、3時を過ぎてしまった。丁度雨が止んでいたので、少し西の方を廻ろうと、散歩に出かけた。空地にはノラニンジンが花盛りだった。北の沢から三番通りを越えて、小公園が並ぶ道を東へ戻る。大きなスモークツリーに花が付いていた。庭のスモークツリーと同じ種。枝は殆ど伸び放題で、その先端に花序が付いている。長い間花が付かないと思っていたが、幹を切詰めて、新たな枝を長く伸ばさなければ、花が付かないことが判った。秋にはまた大仕事が増えた。





写真を撮っていると、大粒の雨が落ちて来た。四番通りを廻ろうと思っていたが、仕方なく住宅街を引き返す。シラカバ公園近くのお宅で、もう1種、小振のスモークツリーを見かけた。こちらは葉が小さく、生花店で切り花として売られている種。何れも綿飴の様な花序に、小さな種子が付いていた。葉が繁って来ているネムノキを見上げると、オレンジ色の蕾が見えて来ていた。開花が待ち遠しい。




今日は約束があって、出かける。手土産にと小物を用意していたが、昨夜ミシンの調子が悪く、色々試してみたが、上手くいかなかった。持ち主に似たのか、大事な所で謀反を起こす、旋毛曲りの困り者。


スモークツリー Cotinus coggygria ウルシ科 ハグマノキ ケムリノキ