30, 07. 2009 ストケシア


夜半の雨で敷石が濡れている。昨日も先週同様、好天の連続日は先に延ばされ、相変わらずの曇天だった。異常気象は当地だけではないらしく、各地の様子がニュースで紹介されていたが、道南のぬかるんだ畑から引き抜かれた人参は、何れも縦に亀裂が入り、パックリと口を開いていた。予報官によると、太平洋上の高気圧の勢力が弱いことが原因で、この先も連続した好天は望めないとのご託宣。これ以上の大きな災害や農作物への被害がないことを祈るのみ。

当地へ越した頃から庭にあるストケシアが開いた。植えっぱなしが原因なのか、花が小振になっていたので、一昨年場所を移したら、今年は悪天候にも拘わらず、花の勢いが良い。キク科の植物なので、日中は開き、夕刻には花びらを窄める事を繰り返し、数日間は楽しませてくれる。少し生育が遅れていた白花の種も開き始めた。



 


黄色い花を付けていたキンコウボクが、実を付け始めた。実はやがて赤くなり、最後には黒変する。細い花序を伸ばしていたミズヒキが色付き始めた。優しい姿ながら強い繁殖力を持つ種なので、種が零れぬうちに早めの切詰めが必要。春に発芽した福岡からお送り頂いたシロバナミズヒキは、来年が愉しみ。赤いミズヒキを減らして、シロバナミズヒキに場所を譲らせようと考えている。




キンコウボク Michelia champaca モクレン科 
ストケシア  Stokesia laevis キク科 別名 ルリギク
ミズヒキ   Persicaria filiformis タデ科