23, 07. 2010 ストケシア


昨日は風が強く、午前中は時折大粒の雨も混じった。気温はぐんと下がって、上着なしには戸外に出られぬ程。何とも陰鬱な天候。中途になっていたバッグの縫いを始めた。

雨が上がった午後に庭に出た。ストケシアが開いていた。和名瑠璃菊。花の径は10cm程。随分昔から庭にあった種なのだが、絶えずに毎年咲いてくれる。今年は例年よりも開花が早い。白い種は漸く蕾が上がって来た段階。ストケシアの奥では、イワブクロが順調に、3本目の茎にも花を付けていた。




アゲハの幼虫は、サンショウの葉をしっかり食べて、大きくなって姿を消した。何処か近くで蛹になっている筈と入念に探したが、蛹は見付からなかった。蝶が飛来している。先日写真を撮ったフタスジチョウは、羽根を広げて止まってくれるので、写真が撮り易い。斑模様で胴が朱色の蝶がいた。名前は判らない。





今日、先週伺った級友のお宅に作品を収めに伺うことになっているので、必要な品を買求めに出かけた。ご自宅を拝見して、空間に合った作品を決めさせて頂くという贅沢なお誘い。'05年からの作品ファイルを持参したが、会場の空間に似た吹き抜け空間を持つご住居で、会場で興味を示されていた作品が、最も相応しく思われた。間もなくカタログが送られて来るので、郵便局で切手や収入印紙を求める。作品の据え付けは、O氏にお願いしてあり、作品と一緒に車で連れて行って頂くので、途中で手土産を調達出来ない。気に入りの焼き菓子を手土産にすることにした。店舗は北東のスーパー内にあるが、郵便局から西へ向い、北の沢を通り抜けて三番通りを東へ進むことにした。

随分以前に見かけた蔦に、実が生っていた。ツルウメモドキかとブログに記したら、土浦在住のMIXY友Sさんが、サルナシではないかと、コメントを下さった。お説の通り、サルナシの実が数多くぶら下がっていた。子供の頃、野菜を売りに見える方から買求めたサルナシの実を、母が米びつに入れて完熟させてから食べさせてくれたのを、懐かしく思い出した。当地では、コクワの名の方が通りが良い。トチノキの実が大きくなっていた。実の重さで、柄が撓んでいる。色も茶色が強くなっていた。





北の沢を通り抜け、三番通りに出た。南西の風が強い。中央分離帯ホウノキがあった。見上げると実が付いていた。その少し東に、白い花序の花を付けている樹があった。初めて見る花だった。この通りの中央分離帯には、シナノキ、ハリエンジュ、ズミ、カエデ等、様々な種の樹が植え込まれていて面白い。






歩道に面した庭に、珍しい花が咲いているお宅があった。マメ科の植物の様に思われる。花もスウィートピーを大きくした様な花。これも初見の植物で、名称不明。新芽の赤い部分が、妙に生々しかった。




気に入っている焼き菓子を数種、函に詰めて頂いた。今日の準備は完了した。帰りがけ、空地はノラニンジンが花盛りだった。


ストケシア Stokesia laevis キク科