02, 10. 2009 最後の響宴


秋晴れが続いていたが、今朝は風が強く、空を覆う雲の流れが速い。午後からは雨の予報が出ている。義妹の多くの鉢物への水やりの手間は省けるが、水やりも今日でお終い。2週間晴天にも恵まれ、纏まった仕事が出来た。

賑々しく咲いているシュウメイギクが散り始め、花びらを内庭じゅうに撒いている。すっきりした花型で、切り花として秋には重宝な花ながら、日持ちが良くないのが惜しまれる。朽ちた花が茎にしがみつかずに落ちてくれるので、蕾の形に似た花心が残り、見苦しくならないのが好都合なのだが。



既に花期が終っていたストケシアが咲いている。咲き遅れで小さな花かと思われたが、日増しに大きくなって、季節外れの花を誇らしげに開いている。気付かず写真を撮ったが、PCに落として見たら、小さな虫が止まっていた。




ヤブランの花穂が伸びて、硬く密生していた丸い蕾の間隔が開き、膨らんで来た。何れの株も陽当たりの悪い隅に追いやられているので、花期が終ったら昨年造った植込みに、少し移してやろうと考えている。




細い茎を拡げているクジャクソウの先端が白くなっている。間もなく白い量塊となって、切り花の副えとして活躍してくれそう。イワシャジンは、満開を過ぎて来た。例年、朽ちた花を摘んで取除いているのだが、今年は採種を試みようと、放置してある。採り損なった花が種子を結び、あちこちに自然発芽しているのだが、上手く採種出来るだろうか。




イワシャジン  Adenophora takedae キキョウ科
クジャクソウ  Aster Hybrids キク科
シュウメイギク Anemone hupehensis キンポウゲ科
ヤブラン    Liriope platyphylla ユリ科