09, 03. 2022 芸術の森美術館へ

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昨日は午前中は曇、午後から晴れの予報が出ていたので、札幌南西部にある芸術の森美術館に出かける準備をしていた。7時過ぎから早々と雪が降り、雪は午後に入っても降り続いた。バスと電車で札幌駅へ向かい、地下鉄に乗り換える。札幌で最も早く施設された南北線の終点の定山渓まで乗って、駅前でバスに乗り換えた。かっては石山軟石の産地であった地帯を過ぎて、漸くバスを降りた。バス通りに雪はなく、歩道の雪も緩んでいた。

バス通りを渡り、園内に続く橋を渡る。豊平川にでも注ぎ込む川なのだろうか、細い流れが見えていた。

 

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広い敷地を東へ進む。かなり歩いて、漸く正門に通づる道に出た。展示されていたのは、未だキャンバスを使用していた1980年制作の Didaros という作品だった。和紙を支持体にする様になって40年が経過しているので、懐かしい作品だった。

 

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他の作家の作品も、懐かしい作品が多かった。美術館を出て、来る時とは異なった道を戻る。巨木に、大きなヤドリギが多数寄生していた。周囲の樹々にもヤドリギの姿あり、野鳥が多い場所であるのが伺えた。

 

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午後は晴れる筈だったのに、雪はちらつきを止めなかった。バス、地下鉄を乗り継いで、漸く札幌駅に戻る。かなりの時間を要した。何時も美術館からは、展覧会の案内とチケットを送って頂いているが、何様遠方で所要時間が多いので、中々訪れる機会はない。

 

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