10, 11. 2021 煉瓦の街の名残
前日はよく晴れていたのに、昨日は7時前から雨が降り始めた。9時過ぎに雨が降り止んだので、散歩に出かけた。2番通りを、東へ向かう。街路樹のナナカマドは葉を落とし、例年より数多い実が紅く続いていた。歩道脇の蔓植物の黄色い外皮が開き、朱赤の実が現れていた。
東の沢を見下ろしながら東へ進み、高速道路に架かる橋を渡る。此処から東は、野幌町になる。橋の東の道を、北へ向かう。煉瓦造りの家があった。塀も煉瓦で出来ていた。向かい側のお宅も、煉瓦造り。比較的新しい住宅にも、煉瓦造りの家が見られた。現在は団地の南東の端に工場が残るだけだが、50年ほど前には現在商店街になっている場所に大きな工場があり、現在工芸館になっているのは、工場主の邸宅だった。名残の煉瓦造りの住宅は、好ましい。3番通りを西へ戻り、橋を渡って団地へ戻る。夏に更地になった場所に、土台が出来上がっていた。
午後に雨が降り始めた。道南は雨が酷かったと、報じられていた。地方版のニュースで、今年の北海道の米の作表指数は108、全国で唯一[良]の出来だったと報じられていた。