19, 12. 2017 珠玉の贈物


寒波が南下して、本州も雪に見舞われている。プリンターの問題が片付かない。ウールやシルク用の洗剤を使用して、薄手のセーターやマフラーを洗濯した。正午過ぎに届いた郵便物の中に、詩人の糸田さんからの白い角封筒が含まれていた。早速開いてみる。何と僅か68mmX51mmの極小の写真に詩が配された豆本が納められていた。一足早い、飛切りのクリスマスプレゼント。1篇ずつゆっくりと味わうことにしたい。




身の回りの雑多なものを買求めに、野幌へ出かけた。バスで公民館前で下りて、緑地帯を東へ抜ける。入口前の樹々に、包帯の様に当て木が施されていた。巨木には、ヤドリギが見えていた。



買物を済ませて、緑地帯を北西に抜ける。秋に最も早く黄葉し、葉が散る桂に、小さな冬芽が数多く見られた。国道と2番通りの中間の道を、西へ戻る。市立の図書館前に着いた頃、陽が南西の雲に呑込まれた。野幌は元々煉瓦を焼く工場が多かったので、煉瓦造りの建物が多い。小さな平屋で、洒落た造りの住宅があった。煙突も煉瓦だった。





高速道路に架かる橋を渡り、東の沢の公園に出て、団地へ戻る。我家までは1k程あるが、もう戻った様な気分になる。北側の柏の樹の脇を通る近道は、雪で埋っていた。ナナカマド公園の遊歩道に入る。除雪済みで、歩き易くなっていた。公園出口のカエデの枝に、枯れて散らぬ葉が残っていた。昨年程酷くはないが、今年も散り損なった葉が見受けられる。





明けて来た空は、弱い青ながら青空が広がっている。夜分に晴れていたので気温が低く、アトリエが中々暖まらない。