02, 05. 2020 名を忘れた花
昨日は午前中は雲が低く、時折雨が降っていたが、正午を過ぎて青空が広がった。絵具を混色して溶液を作り、小品に施す。2時少し前に、散歩に出かけた。風が強く、少し肌寒かったが、よく晴れていた。
彼方此方のお宅で、キタコブシが咲いていた。上の写真は。個人宅にはあるまじき高さの、全く剪定を受けていないキタコブシ。2階の屋根を、遥かに超えていた。キタコブシや開花間近になったモクレンを見ながら、南の住宅街を歩く。庭木の下に、エゾエンゴサクやカタクリが群生しているお宅があった。先日来、気になっている花が咲いていた。図鑑を調べているが、載っていない。しらかば公園に続く、遊歩道を通って戻った。
家に入る前に、庭を一巡する。内庭のウメが、大分開き始めていた。今年は種子を採取して、西側にも植えようと思っているサンカヨウに、蕾が見えていた。直ぐ傍のツバメオモトも、蕾を上げていた。父が造った小山の中央で、名を忘れた花が咲いていた。
夕刻までよく晴れていたのに、今朝は雨降り。開き始めた梅が、濡れている。