13, 11. 2019 個展のはしご

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昨日は午後から晴れると予報が出ていたが、時折雨粒も落ちて来て、一向に晴れる様子はなかった。札幌の西で開かれている2つの個展を廻って来ることにした。バスと地下鉄を乗り継いで、西へ向かう。地下鉄を降りて、南へ向かう。画廊前の道路の南に、藻岩山が見えていた。

 

先ずギャラリーミヤシタの瀬川葉子展を見る。方形の作品よりも、不定形の大きな作品が佳かった。手仕事で縫い上げた小物入れを渡す。作品に近い色合いもあって、何度も作品の傍にかざして、喜んでくれて何よりだった。

 

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画廊を出て東へ500m程歩き、環状線の南廻りの電車に乗る。南9条で下車して、GALLERY創の石川亨信展を見た。凹版の作品で、30余年前に使用しなくなったエッチングプレスを渡している。仕事を続けているのが嬉しい。地面をフロッタージュで刷り取った作品の素材が、気に懸った。画廊を辞して、東の地下鉄の駅へ向かう。久々に、鴨鴨川を覗き込んだ。中島公園イチョウも、半分以上葉を落としていた。

 

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札幌駅へ着いた頃には、もう薄暗くなっていた。帰りの電車は、灯りが光る暗闇の中を走る。後一月余、日増しに日が短くなるこの時期が苦手、

 

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