15, 03. 2018 春の兆が

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昨日午前中の薄雲は、中々消え去らなかった。時折戸外を見ながら、本を読んで過ごす。正午を過ぎて雲が高くなり、青空が広がり始めた。充分な明るさではなかったが、ひと仕事進めて散歩に出かけた。

 

赤く光る街路樹のシナノキの冬芽を見ながら、南へ向かう。西へ曲ろうとした角に、切られたばかりの樹が置かれていた。切られていたのはカエデで、昨年落ちていた実を拾ったオオヤマレンゲは無事だった。

 

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南向きのお宅は、雪解けが早い。雪割作業で、早さは加速する。現れた地面から、早くもクロッカスが花を見せていた。水仙やチューリップの芽も出ていた。驚いたのは、フクジュソウが咲き始めていたこと。庭のフクジュソウは、未だ深い雪の中。

 

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すっかり気分を良くして、小学校のグラウンド脇の遊歩道を、北へ戻る。ナナカマドに寄生したヤドリギの実が、透明感を増していた。幼稚園近くのお宅では、高く積もった雪の上に、黒い融雪剤を撒いていた。

 

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昨日夕刻まで晴れていたのに、今朝ブラインドを上げて驚いた。庭木に雪が10㎝程降り積もっていた。折角春の兆が見えて来たのに、もう雪など不要なのだが。

 

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