02, 06. 2018 雨が上がって


前日の雨の名残で、昨日早朝は雨が降っていたが、7時を過ぎて雨は上がった。歯科医の予約が10時半に入っていたので、9時半過ぎに家を出た。20度に達せぬ予報が出ていたので、厚めのウールの上着を着込んで出かけた。

南西へ向かい、東町公園手前のお宅の鉄柵を見る。目当てのサルナシには漸く小さな蕾が見え始めていたが、すぐ傍にクレマティスの仲間かと思われる植物が花を付けていた。現在彼方此方で見受けられる、円い4弁のクレマティスよりはるかに佳い。前日札幌で見たハクウンボクを思い出し、南の緑地帯に入った。木々が緑に彩られていく中で、枯れ木の様に見えるのがネムノキ。未だ芽が出ていない。残酷なほど下方の枝を切り詰められたハクウンボクに、数年振りに花が咲いていた。






緑地帯を西に抜けて、住宅街を南西へ向かう。何処の通りも、散り始めたナナカマドの白い花弁が積もっていた。鉄道林前の道に出る。アンダーパスから団地へ入る道に架かる橋を渡る。枝を伸ばしたハリエンジュが、目の前に見える。小さな花序が見えていた。沢ではせり科の植物が、白い花を見せていた。





治療を終えて、中央の沢を渡る。空が晴れて来ていた。木道の復活を期待していたが、どうやら取り壊して通行止めにする様子。木道脇に咲いていた野草が惜しまれる。東の住宅街に出て、ツキヌキニンドウを見に立ち寄る。賑やかに咲いていたが、2段目が咲いている花は、僅かだった。白いノボリフジが咲き始めていた。強い色の花が多い中で、真っ白なボタンが美しかった。先日見かけた庭木に絡まった藤の花は先端まで咲いて、重そうに垂れていた。







夕刻までよく晴れていたが、今朝も風は強いが空は青く晴れている。今日は24度と、暖かくなる予報が出ている。