09, 05. 2020 国道の南へ

f:id:atarou:20200509062900j:plain

 

昨日は浮雲は見えていたが、朝からよく晴れた、膨大な数の死者を出しているコロナウィルスの被害は、今迄と同じ気持ちで仕事を進める気にはなれず、試みていた小品を打ち切りとした。

 

明日以降来週の半ば過ぎまで、日差しは望めぬ予報が出ているので、長い距離を歩いて来ることにした。1時過ぎに南へ向かい、跨線橋を渡る。樹々の梢が、量感を持っていた。南を見ると、牧草が収められた包みの前で、牛達が寝そべっていた。国道を渡り、国道と並行に通る酪農学園大学の道を、西へ向かう。鉄道林の向うに、手稲山が見えていた。

 

f:id:atarou:20200509064743j:plain

f:id:atarou:20200509064803j:plain

 

道の両側には、ヒメオドリコソウだろうか、桃色の花が続いていた。道立図書館の南へ出る。期待していたズミは、花序は出ているが花は未だ咲いていなかった。ヤドリギの花期は終わり、実になるのだろうか、突起が見えていた。落葉松には、新たな松毬が出来始めていた。

 

f:id:atarou:20200509065331j:plain

f:id:atarou:20200509065405j:plain

f:id:atarou:20200509065432j:plain

f:id:atarou:20200509065457j:plain

 

図書館の北へ廻る。キバナノアマナは花期を終え、オオウバユリが葉を広げていた。アンダーパスを通り、団地へ戻る。東町公園に続く緑地帯を、北へ戻る。ハクウンボクに、花序が出ていた。近隣ではハクウンボクは此の樹1本のみなので、花序が増えたのが

嬉しい。

 

f:id:atarou:20200509070910j:plain

f:id:atarou:20200509070938j:plain

 

今朝も、青空が広がっている。庭の梅は大分花が散って、葉が見えて来た。人間社会の暗黒状態をよそに、植物は与えられたプログラムを展開している。

 

f:id:atarou:20200509071556j:plain