24, 06. 2017 快晴の午後
晴の予報が出ていた昨日は、午前中は雲が厚く陽が射さなかった。正午を過ぎて雲が開け、真っ青な空が広がった。諦めかけていた仕事を進め、絵具の容器や刷毛を洗って、散歩に出かけた。
東町公園近くの鉄柵に絡んだサルナシを覗き込む。蕾が膨らんで、白い花弁が見えているものもあった。東町公園を通り抜け、南の緑地帯に入る。低い枝は皆切り取られてしまったハクウンボクを見上げた。紐の様な花序の芯が下がっていた。しっかり見上げて、漸く小さな実を見せている花序を見付けた。大通公園のハクウンボクに比べて、かなりの栄養不良。少し南のヤマボウシの総萼片は、真っ白に開いていた。
変形のツキヌキニンドウの其の後を見て来ようと、南西の住宅宅街を進む。満開のバイカウツギがあった。1年でかなり枝を伸ばすので、切り詰めないとこのように巨大になる。目当てのツキヌキニンドウは花期を終え、暖重ねの受け皿の様な萼に実を見せていた。少し北のツキヌキニンドウは、花盛りだった。
住宅街を、北東に戻る。タニウツギが満開状態だった。切株から枝を出して花を付けたアカバナトチノキに、小さな実が出来ていた。南向きの庭のお宅の玄関前に、牡丹の傍に整然と並べて植えられた馬鈴薯が花を付けていた。何とも奇妙な取合せ。家に続く道で、シラカバ公園を通り抜ける。南側のハシドイの花序が量感を増し、白く見えている花序もあった。来週辺は花を見られそうな状態だった。道路脇の日陰の位置に、白花のツユクサが蕾を上げていた。
日暮れまで良く晴れていたが、今朝は曇空。強かった風は治まったが、日差は望めそうにない。