07, 05. 2018 暗い黄金週間


朝雲間から僅かに見えていた青空は消え、予想の午後からの雨より早まって、10時半過ぎには雨が降り始めた。気温も低めで、季節が戻ってしまった感じがする。ずっと仕事が出来なかったので手仕事は捗り、多色の青を使用した一揃いが出来上がった。青が3色、緑が2色の組み合わせ。何れの革も余っているので、買物用の肩に掛けるバッグに取り掛かっている。





午後に入って雨脚が少し強くなって来たので、酷くならぬうちに歩いて来ることにした。芽吹き始めたシナノキを見上げながら、南へ向かう。歩道脇の塀に絡んだツタが、赤い歯を開き始めていた。車道との間の植え込みに、食用と思われる茸が植え込まれていた。





もっと南を廻る積りでいたが、雨の降りが強まって来たので、引き返す。遊歩道は雨で水溜りが出来ているので、東町公園の外郭を廻って戻る。ケヤキの梢が、芽吹いた葉で煙っていた。ケヤキは気が大きい割には、葉が小さい。公園の奥には、未だ桜がみえていた。公園近くのお宅の塀に絡んだフジの花序が、膨らんで来ていた。




雨は夜分には止んだらしく、敷石が乾き始めている。晴れる予報は出ているが、今のところ曇り空。梅の花が散り始め、散華よろしく内庭に花弁を振りまいている。