25, 04. 2018 青い斜面


雨こそ降らなかったものの、昨日は雲が厚く薄暗い一日となった。仕事もならず、手仕事をして過ごす。切りのよい所までと欲張っている内に、歯科医へ出かける時間が遅くなってしまった。仕方なく、往きはバスで駅前に向かった。

かなり痛みの伴う治療を終えて、アンダーパスから続く道路を渡る。シラカバの梢が量感をを増していた。よく見ると、雄花が伸びて葉の芽が吹いていた。



中央の沢を渡ろうとしたが、前日通ったばかりなので、アンダーパスに続く道を、少し南へ下る。沢への斜面は、エゾエンゴサクで青く彩られていた。






充分堪能して、鉄道林前の道に出る上るのも降りるのも角度が悪い階段を上がる。先週フキノトウだけしか見られなかった鉄道林前の低い土手に、点々と青い咲き始めたばかりのエゾエンゴサクが見えていた。此処のエゾエンゴサクは、花の色に変化があるのが特徴。数年前、白いエゾエンゴサクを写真に収めたが、その後目にしていない。次回の通院の折には、花は盛りになっていると思われた。





東町公園に続く緑地帯に入る。遊歩道脇のお宅のキタコブシも、咲き始めていた。公園の少し南にあるハクウンボクが芽吹いていた。しらかば公園を抜け、住宅街を東へ戻る。道路脇の塀から、ヒトリシズカの花序が見えていた。




今朝は昨日よりさらに低く、雨雲が垂れこめている。随分長い間雨が降っていないので、植物には恵みの雨となりそう。