17, 04. 2018 通院の帰りに


昨朝見えていた青空は、大きな量塊の雲に覆われ、予報に反して日差しのない一日となった。昨年から、20年ほど以前に治療した歯が少しずつ欠けて落ち始めていたので、何度も歯科医に通うのは忌々しいので、全て落ちるのを待っていた。最後の奥歯を覆っていた素材が取れて、現れた神経で痛むので、歯科医に出かけることにした。以前施療をした駅前の歯科医へ向かった。

神経を抜く為の作業は、恐ろしく痛かった。小一時間の治療で、今日も治療を続けるとのこと。念の為にと出された痛み止めの薬を受け取って、医院を出た。階下のスーパーで買い物を済ませ、中央の沢に向かう。沢に沿って南へ向かい、階段脇の斜面を見上げる。先週は気温も低く雨がちだったので、期待ほどエゾエンゴサクは開いていなかった。鉄道林前の道につながる急な階段の途中に、1本、佳く伸びた株を見付けた。





鉄道林前の道を、東へ戻る。道路脇のお宅の小さなナニワズも、開花していた。鉄道林前の土手は雪解けが遅かったので、フキノトウのみでエゾエンゴサクは見当たらなかった。東町公園に続く緑地帯の遊歩道に入る。遊歩道脇のキタコブシも、大分毛皮の防寒衣装が開き始めていた。晴れていたら白く輝く筈の花弁も灰色だった。







遊歩道を離れて、住宅街を北東に戻る。蕾を上げているカタクリを見付けた。左側の葉は、よく似ているがチュウリップの葉。忌々しいことに5時を過ぎて、晴間が広がってきた。今朝は雲無くよく晴れている。