07, 04. 2018 土佐水木発芽


もうフクジュソウクリスマスローズが咲き始めているのに、昨日は低く垂れこめた雲から雪が降り始めた。霙に近い水分の多い雪で、アスファルトや石に落ちた雪はすぐに融けた。灯りを点けて、手仕事を進める。少し降りが治まって来た2時前に、浅漬けの材料を買い求めに出掛けた。

雲が薄い所で、僅かに日の位置が察せられる。色が不足な時期に日も照らず、殺風景な風景が広がる。東の沢手前のひよどり公園の雪も、大分融けていた。住宅街を北へ向かう。先月出来上がった家のすぐ南の土地が、南側の植木を残して更地になっていた。吠えない犬がいるお宅の様に、住人は変わらず家を建て直すらしい。





陽が射さぬので、塀の前に増え広がったフクジュソウは開かず、梢が量感を持ってきたエゾヤマザクラも色が見えない。東のスーパーで野菜を買い求め、3番通りを西へ戻った。




歩道脇のトサミズキが芽を吹いて、賑やかになっていた。未だ防寒具を付けている芽もあるが、大半は殻が取れて緑色の芽を見せていた。





開き始めたナニワズが雪を冠ってしまったのではと、立ち寄る。葉も蕾も見えていた。前日大通公園で見かけた芽程膨らんではいなかったが、ライラックの芽も芽吹き始めていた。




今朝も雪が散らついている。道内各地には、雪の予報が出ている。春の兆しが見えているのに、雪など降って欲しくはない。