04, 03. 2018 曇り空の桃の節句


時ならぬ大荒れの嵐が去った昨日は、風も凪いで気温も少し上がったが、殆ど陽の射さぬ薄暗い一日となった。教室を終えて、アトリエの床を磨く。桃の節句なので、相応しい夕食をと、素材を買求めに出かけた。

前日見かけたイチイど同じく、花序が膨らみ始めたアセビにも、どっさり雪が積もっていた。ナナカマド公園を南へ通り抜ける。今年は雪が少なめと感じていたが、今回の嵐で例年を超す積雪量となってしまった。本当に降らずもがなの雪だった。




シデコブシの冬芽が、白さを増していた。サンシュユの円かった冬芽に、筋が入り始めていた。日野にお住いのMIXY友Hさんのブログには、数日前にサンシュユの花が登場していた。





目立ち始めた東の沢のネコヤナギを見上げ、沢に沿って北へ向かう。交通量の多い幹線道路の雪は、融けていた。晴れていたら赤みを感じられれる筈の、エゾヤマザクラの梢を見上げる。ひよどり公園のホウノキの冬芽は茶色い外套を着込んだままだったが、庭木のモクレンの冬芽は、日に日に膨らんで来ている。






東のスーパーで野菜を買い求め、西のスーパーへ向かう。雲間から僅かに日が射したが、長くは続かなかった。歩道と車道の間の雪の壁が、車が跳ね飛ばす泥水を遮ってくれる。歩道脇のトサミズキの冬芽が、赤く膨らんで来ていた。西のスーパーで買い物を済ませて戻る。澄まし汁に入れる蛤も、忘れずに買い求めた。




今朝6時前の天気予報で、気温が素手に3度を超えていた。先刻から、雨が降り始めているが、今日の最高気温は8度の予報が出ている。