07, 04. 2017 雪が消えて


暫く好天が続いていたが、昨日は朝方の雲が次第に厚みを増して来た。洗濯機を仕掛け、誕生祝いに貰ったブルーグレイの靴と靴に合わせたバッグ、帽子と財布を使用することにした。スウェードの靴は防水剤をかけても濡れると滲みが出来るので、路面の状態が良くなるのを待っていた。





午後から、札幌へ街ものに出かける。気温が16度を超える予報が出ていたので、薄手のウールのマフラーを、シルクのマフラーに取替えた。南1条の店舗を廻り、絵具と小物を買求める。大通公園へ出ると、西の分厚い雲の隙間から、僅かに薄日が漏れていた。ライラックの芽が膨らんで、緑色になっていた。蕾を付けたまま雪に埋もれていたフッキソウが、姿を現していた。咲きそうで中々咲かないのは、ナニワズと同様。雪から出てしまったのか、蕾の先端が傷んでいる株もあった。






街路樹のイチョウの梢が、霞んで来ていた。近くで見上げると小指程の太さの芽なのだが、集ると柔かな色に見えて来ていた。ユリノキは、未だ昨年の実を付けたままだった。高くて良く見えないが、芽は出ているのだろうか。駅前で生花と茶菓を買求め、4時台半ばの電車で戻った。前日の夕暮れの5時半過ぎよりも、遥かに暗かった。




昨夜来の雨が降っている。内庭の積雪は、殆ど消えてしまった。5月並の気温が続くと、植物の進行が活発となると思われる。