05, 04. 2018 冬芽が開いて


予報の様に雪こそ降らなかったものの、昨日は雲の多いすっきりせぬ天候となった。青森辺りで、かなりの積雪があったと報じられていた。小品を試みようと和紙を水張りしたのに、少しも仕事が進まない。2時少し前に、夕食の素材を買求めに出かけた。

彼方此方でフキノトウが開いて、花序を見せていた。南の住宅街を、東へ向かう。冬囲いを外す作業中の縄や竹が庭中に広がっているお宅があった。外すのも大変だが、縄や竹の始末も結構な大仕事。秋に庭木を深めに切り詰めて、この作業から逃れることが出来た。




何時も見上げて通るサンシュユの芽が、冬の外套の胸元を開き、花弁を覗かせていた。シデコブシも、毛皮の外套が開き、白い花弁を覗かせていた。鉢物が多いお宅では、既に作業が始まっていた。





3番通りを越えて、北の住宅街を西へ戻る。切り詰められたフジに、円く大きな芽が出ていた。足元には、背丈のあるクリスマスローズが花を見せていた。北の空が晴れて、西の空の雲が、少し開けて来ていた。





2軒のスーパーを廻り、買い物を済ませて戻る。雪の中から根開けで頭を出していた、ナニワズを思い出して立ち寄る。深かった雪は消え、広がった株が姿を現していた。よく見ると、開きかかった蕾が見えていた。昨年より、開花が早いかもしれない。




今朝も雲は多いが、雲間から陽が射している。今日の最高気温は6度の予報で、明日、明後日には、雪達磨が並んでいる。早く暖かくなって欲しい。