02, 04. 2018 坐禅草発芽


 

雨の予報は出ていなかったのに、昨朝の曇り空から9時過ぎには雨粒が降り始めた。薄暗く、手仕事も灯りを点けて続ける。1時を過ぎて雲が高くなり、雨が小やみになったので、歩いて来ることにした。雨の効力もあって、家の東側の軒先まで届いていた雪が、ぐんと減っていた。



南の住宅街の桃ノ木を見に立ち寄る。塀の様に高くなった土を盛り込んだ場所に、桃ノ木は植えられてある。道路際に並んだクロッカスが、花を付けていた。一団高い塀の中では背丈の高いクリスマスローズが花を開き始めていた。その前に、球根植物と思われる桃色の花序が並んでいた。晴れていたら色が見えるだろうに、モモの芽は不機嫌に黒ずんでいた。





鉄道林前の道を、東へ進む。鉄柵に絡んだアセビの芽の先端が開き、柔らかな緑色が覗いていた。道の南側の窪地を覗く。流れの水量が増していた。先週折角芽を吹いたミズバショウが水没していたので、気に懸っていた。東の水面が広がる場所へ急ぐ。水が引いて、ミズバショウが姿を現し、ザゼンソウの芽も加わっていた。流れの水は此処から住宅街を暗渠で流れ、北東の東の沢の流れに合流する。








ハルニレのある公園を通る積りでいたが、雨粒が大きくなり始めたので、諦めて北西へ戻る。数多くの芽を付けているキタコブシも、くすんだ色を見せていた。ナナカマド公園を西へ通り抜ける。遊歩道脇のお宅にも、背丈の低いクリスマスローズが咲いていた。



雨は夕刻まで降り続いていたのに、今朝は雲無くよく晴れている。気温も13度と、少し高くなるらしい。もう少し暖かくなったら、庭の落ち葉を片付けようと思っている。