15, 03. 2018 快晴の午後


昨朝垂れこめていた分厚い雲は次第に解け、雲間から僅かに青空が覗く様になった。雑誌に掲載されていた、芥川賞を受賞した2作品を読み終えた。双方とも多弁で、今一つしっくり来なかったのは、当方の年齢の所為だろうか。雲間は次第に広がり、11時過ぎには青空の領域が大きく広がった。

1時半過ぎに、夕食の素材を買求めに出かけた。歩道に残っている雪はシャーベット状になり、滑る心配はなかった。つんと尖ったヒョウタンボクの冬芽にカメラを向けていると、h北東の丘珠空港へ向かう飛行機が、長い白雲を引いていた。サンシュユの枝先が赤くなり、葉の芽が出て来ていた。





白さを増してきたシデコブシの冬芽を見上げ、東へ向かう。十分な陽を浴びて、ひよどり公園のカエデが赤く輝いていた。東の沢のネコヤナギも、白く光っていた。最上部の写真も、ネコヤナギ。





沢に沿って、北へ向かう。沢の東側の斜面の樹の根元に、根開けが見えていた。3番通りへの近道は運び込まれた雪が緩んで危ないので、住宅街を北西に向かう。大きなキタコブシの庭木にも、白く輝く冬芽が見えていた。雪が融けて塀の外の植え込みに、サフランの芽が数多く出ていた。2軒のスーパーを廻り、買い物を済ませる。これ程晴れているのに、北西の山並みは雲の中だった。





重く膨らんだ買い物袋を下げて戻る。街路樹のシナノキが、1本厳しい剪定を受けていた。写真の整理をしていると、庭の梅の枝に義妹が挿した林檎に、2羽のヒヨドリが飛来した。争う様子もなく啄んでいたので、つがいかも知れない。



今朝は曇り空。曇りと雨と雪の予報が出ているが、気温は二桁の予報が出ている。