14, 03. 2018 垂れこめた雲


昨朝の雲は厚みを増し、日中は陽の射さぬ薄暗い一日となった。気も晴れず、本を読んで過ごす。2時少し前に、浅漬けの素材を買求めに出かけた。最高気温7度の予報が出ていたが、日照もなく強い風が吹いて、気温が上っているとは思われなかった。

公園の遊歩道はぬかるんで歩き難くなっているので、住宅街の枝道を歩く。東西に走る道は、公園で行き止まりとなるので、道順を考えて歩かなければならない。東の公園では、すっぽり雪に埋まっていた東屋が、姿を現していた。公園東の住宅の、埋まっていた窓も現れていた。車庫の屋根の雪が、未だ積雪と繋がっていた。更に東のエゾヤマザクラを見上げる。冬芽が随分膨らんで来ていた。外皮が剥けて、僅かに桃色が見えている芽もあった。





東のスーパーで、野菜を買い求める。胡瓜の値が下がっていた。3番通りを西へ戻る。歩道脇のトサミズキの冬芽も膨らんで、外皮が外れそうになっていた。中央分離帯のアズキナシに寄生したヤドリギに、黄色い花芽が見えていた。雪が融けて暖かくなったら、国道の南を廻って来たい。





南北に走る幹線道路を、南へ戻る。歩道脇のフジの実は黒く凍っていたが、蔓にはしっかりした冬芽が膨らんでいた。家へ戻り浅漬けを漬けて、写真の整理をしていたら、戸外が少し明るくなってきた。内庭のすっぽり雪を被っていたアセビが、姿を現していた。西の空が赤みを帯びてきたので、3階へ上がって西を眺める。薄雲を通した陽が、雲を桃色に染めていた。





今朝も曇り空。天気予報では、20度を超える地点が増えていた。桜の開花予報も出て、春を待つ心に、火を付けられる。