16, 02. 2018 祭りの後は


昨朝曇り空から、雪が舞い始めた。酷い降りではなかったが、小一時間降り続いた。10時を過ぎて、雪雲が消えて青空が広がってきた。待ちかねたように、梅の樹に挿した林檎に、ヒヨドリが飛来していた。

1時過ぎの電車で、札幌へ向かう。南1条の2店舗を回って買い物を済ませ、大通公園へ出た。公園内を歩く積りでいたが、通行止めの札が下がっていた。仕方なく、南大通りを西へ向かう。公園内は準備段階同様、建設現場の趣だった。大きな雪像は取り壊され、雪が台形に積まれていた。西の氷像は氷が片付けられ、台座の雪が残っていた。もう100m西へ進んで、巨大なユリノキを見上げる。実が落ちずに残っていた。







北へ向かい、同庁の南門から構内へ入る。構内の雪が積み上げられていた山が消え、除雪用の重機が置かれていた。真冬日ながら少し気温が上がって、池の水面が広がっていた。先週は雪に覆われていた正門近くの水面に、マガモが集まっていた。正門を出て、駅に向かう。道庁の北東の角にあるシナノキに、雀が集まっていた。






駅前で生花と茶菓を買い求めて戻る。4時半過ぎの電車だったのに、戸外は未だ明るかった。夕日が見えぬかと、3階の窓から西を眺める。陽は高い黒雲に飲み込まれていて、僅かに残照が残っているのみだった。