29, 11. 2017 薄暗い一日


雨は降らなかったが、昨日は雲が厚く、殆ど陽が射さぬ一日となった。快晴の翌日だけに、暗さが堪える。ぽつぽつと、欠礼の葉書が届き始めた。大学同期で、1980年代に国際展を開催した作家の旅立ちも知った。書状を作成して、郵便局へ向かう。路面が融けているので気温は上がっている筈だが、風が強くて体感温度は低かった。

書状を投函して、南の住宅街を東へ向かう。殆ど実が落ちたコマユミに、僅かに朱赤の実が残っていた。ナナカマドに寄生したヤドリギの実が残っていた。シラカバの梢が、雄花で量感が出て来ていた。鉄柵から、ホオズキが覗いていた。午前中に拝見した倶知安在住の作家徳丸氏が、ホオズキを入れたリースを玄関に架けた写真を載せられていたのを思い出した。






東のスーパーで浅漬け用の野菜を買求めて来ようと、南の住宅街を進む。サンシュユの実が萎み始め、冬芽が勢いを得ていた。ひよどり公園を抜ける頃、低い大きな雲間から僅かに陽が漏れていた。コノテガシワの殻が弾け、実が覗いていた。





沢に沿って、北へ向かう。あかしや公園西の新築現場では、壁材が柱を覆っていた。3番通りから見えていた新築工事の家を思い出し、窪地に立寄る。もう外側は出来上がっていた。北側の小路の北は、窪地の樹々が聳えていた。





東のスーパーで蕪が入手出来ず、西のスーパーへ向かう。2時半を過ぎたばかりなのに、陽の位置が低い。裏手へ廻ってみると、中腹まで白くなった山並みが僅かに見えていた。



昨夜は雨が降ったらしく敷石が濡れているが、日記の更新作業をしている内に、青空が広がって来た。今日の最高気温は10度の予報。明日からは、気温が下がって真冬日となる予報が出ている。