05, 06. 2017 雨降り続く
4月並という肌寒い日が続く。昨日も朝から日暮れまで雨が降り続き、鬱陶しく薄暗い一日となった。洗濯機を仕掛けて、手仕事の続きをする佳い季節なのに、洗濯物を戸外に干すことが出来ない。午後に入って幾分雨の降りが弱まったので、散歩に出かけた。
雨と風と寒さ避けに、一度仕舞い込んだ革のジャケットを着用している。中々冬物を片付けられない。植物の方はプログラムを順調に進めて、様々な花が開いている。オオデマリが、白い球体の花序を見せていた。ずっと見て来た桃を見上げる。花は朽ちて、花の根元が膨らんでいるのを見付けた。これが実になるのかも知れない。鉄道林前の道に出る。此処にも、帰りがけに通った東の沢にも、白い花を見せている樹々があった。アズキナシかも知れないと思った。
路面からかなり低くなっている窪地を見下ろす。ミヤマトウキと思われるセリ科の植物で、窪地は白くなっていた。赤い花序を見せているオニグルミを、上から覗き込む。水芭蕉や座禅草の大きな葉は、夏草に埋没し始めていた。
先日見付けたミツバアケビを見に立寄る。大分花は落ちていたが、未だ少し花が残っていた。蔓が先日よりも伸び広がっていた。玄関前に植えられた大きなツリバナに、花序が見えていた。更に東へ進み、ハルニレのある公園へ入る。ハルニレは、すっかり葉を繁らせていた。葉裏から見上げると、花は朽ちて茶色くなっていたが、未だ扁平な実にはなっていなかった。直ぐ傍の小さな栃ノ木も、今年は花の数が多い。
公園を東へ抜け、日時計のある公園を抜けて、1番通りへ戻る。通りの北の東の沢のオオバボダイジュに、托葉と花序が見えていた。住宅街を北西に戻る。彼方此方のお宅で、オオヤマレンゲの花が雨に濡れていた。
今朝も曇空だったが、ブログを更新している間に、雲が開いて陽が射し初めて来た。数日ぶりの陽光。今日の最高気温は18度の予報で、今朝もアトリエのストーヴに火を入れている。