25, 04. 2017 水芭蕉見頃に


昨朝の雲は薄紙を剥ぐ様に消えて、青空が広がった。午前の絵具の乾きを待って新たな絵具を重ねて、散歩に出かけた。久々の15度超えの予報が出ていたが、風が強くて体感温度は余り高くない。南へ向かい、芽が膨らんで先端に緑が覗いている桃を見上げた。



鉄道林前の道を、東へ向かう。窪地の水面が開けた上流に当る、かなり西の流れの傍にも、水芭蕉の白い苞が見えていた。熊笹が勢いを増していた。東の開けた水面には、数多くの水芭蕉が咲いて見頃になっていた。ザゼンソウの葉が、随分大きくなっていた。花の後は、水芭蕉も座禅草も葉を大きく伸ばす。





ハルニレの公園と日時計のある公園を通り抜け、1番通りを東へ進む。煉瓦工場の前を通り、高速道路の西の道を北へ戻る。東の沢の公園へ続く階段を下りた。沢の低地を利用したゴルフの練習場とテニスコートの間の小径に入る。ゴルフの練習場の方が少し高い位置にあり、小径との段差の斜面は、福寿草で黄色く彩られていた。先日エゾノリュウキンカを見に沢の南から入った折にも福寿草を見かけたが、以前はこの沢には多かったものと思われる。突き当りの階段は、南から沢を通り抜ける遊歩道の階段。現在は一応通行禁止になっていて、足に自信のある人々しか通らない。テニスコートの横を通り抜け、広い公園を北の2番通りの方へ進む。愉しみにしていた西の斜面のキタコブシは、未だ開花していなかった。






大きくカーヴを描く坂道を登って、漸く2番通りに出た。住宅街を北西に戻る。グミが勢いの良い芽を見せていた。家に入る前に、庭を一巡する。薄い青紫のキクザキイチゲが咲いていた。カタクリも、花を開いていた。家の西側に15年程前に植えた園芸店で買求めたカタクリは、少し花が小さい。





今朝は薄雲り。気温は更に上がって、19度の最高気温の予報が出ている。夕刻からは雨の予報。雨で地面が緩んだら、熊笹退治をしなければならない。