06, 11. 2016 雪から雨へ


昨朝の雪は、中々降り止まなかった。油画を描きに見えた方々は、何れも完全武装。アトリエの入口に通ずる小径は、母屋の屋根から落雪の心配があるので閉鎖した。前日駅前のデパートで見付けたカリンの実も、モデルに加えた。マルメロの実よりも一回り大きく、やはり香りを放つ。当地では見かけないので、暖かい地方の樹なのかも知れない。教室を終えてアトリエの床を磨き、制作途上の作品を水張りした。戸外は雪が止んだ様に見えていたが、雨に変わっていた。



夕食の素材を買求めに出掛けた。道路に積った雪が緩んで、道路は酷い状態だった。これが夜分の寒さで凍り付くの想うと、気が重くなる。ナナカマド公園の入口の楓は、葉を殆ど落としていた。地面が葉で埋っていた。遊歩道は、無彩色の世界になって来た。公園を東へ通り抜ける。ドウダンツツジの生垣の上に、未だ赤い実を付けたオオマルバノホロシが見えていた。ホウズキが倒れずに残っていた。赤いドウダンツツジと雪は、相性が佳い。急な降雪で、小公園の遊具の冬囲いは出来ていなかった。何れも使用出来ぬ様に囲われる。









東のスーパーで野菜を買求めて、西のスーパーへ向かう。中央分離帯の樹々は、殆ど葉を落としてしまった。葉を落としたアズキナシに、幾つかヤドリギが寄生している。アズキナシの実を食べて、鳥が置土産をしたらしい。西のスーパーで蛋白源を買求めて戻る。度々載せていた柿の樹は、色付きが充分でない実が残されて収穫済みだった。




今朝はまた、雪が降り続いている。11月上旬に雪が降り積るのは、初めてのこと。今年の冬が思いやられる。