07, 11. 2016 足跡を辿って


昨朝の雪は、11時過ぎまで降り続いた。突然雲が開けて青空が見えたが、仕事が出来る程長続きはせず、また雲に覆われた。前夜からの雪で、積雪はぐんと増えた。未だ冬囲いが施されていないのに、庭木は雪を冠っている。



2時少し前に、散歩に出掛けた。札幌の電車軌道を除雪するささら電車の映像が流れていたが、季節が早いのと日曜日とあって、団地内は除雪車の出動はなかった。歩道に出来た足跡の窪みを辿って歩く。南の住宅街で、玄関脇の植込みのドウダンツツジが綿帽子を冠っていた。葉を落としたタカネナナカマドも、雪を載せていた。人気のない東町公園を見ながら、南へ向かう。葉が残っているのは、10本近いケヤキの大木。





1番通りに出て、公園の角を西へ曲がる。少し先に、未だ葉を残している楓があった。北風が鮮やかな色の葉を、歩道を越えて車道まで撒き散らかしていた。





南の緑地帯に入ったが足跡が少なく歩き難いので、西の住宅街に抜ける。緑地帯傍まで付いた轍に、足跡が残っていた。轍の跡は歩き易い。フウセンカズラを見に立寄ったが、実の色に変化は見られなかった。住宅街を気侭に曲がりながら、北東へ戻る。東町公園の西の道を通り、シラカバ公園へ続く遊歩道に入る。足跡を辿っても結構歩き難いのだから、最初に歩いた方は大変だったろうと思う。






シラカバ公園近くのお宅の林檎は、西側の赤味の強い種も、南側のインドリンゴと四十九号も、収穫されずに残っていた。




夕刻、雲の切れ間に白い三日月が見えていたが、今朝は曇空。今日は立冬で、常ならば季節に多少のずれを感じるのだが、今年は暦を追い越してしまった。