21, 10. 2016 氷雨から雪へ


前日の快晴からは信じられぬ程昨日は雲が低く垂れ込め、強い風に乗って冷たい雨が降り続いた。洗濯機を仕掛け、前日作ってあった不燃ゴミの袋を集荷場所に運ぶ。暗くて仕事にはならず、本を読んで過ごす。昼食後、幾分降りが治まって来たので、歩いて来ることにした。

前夜作成した書状を投函しに、郵便局へ向かう。歩道には落葉が積っていた。投函後、南へ向かって歩き始めた。もう1軒、チョウセンアサガオが咲いているお宅を見付けた。南西の住区のあの針の付いた実はどうなったかと、見て来ることにした。鉄柵に絡まったサルナシの前を通る。葉が殆ど落ちて、実もなくなっていた。収穫されたのかと思ったが、さにあらず。塀の下に、落葉に混じって実が落ちていた。






東町公園の東の道へ入る。此処も落葉が一杯。公園内は、落葉の絨毯が敷き詰められていた。落葉が進んで、楓や紅葉が最後の彩りを見せていた。





南の住宅街を、西へ向かう。灯籠の様な使用をしたのだろうか、大きな繰り抜いた南瓜の傍に、使い残しの蝋燭があった。チョウセンアサガオは、また別の樹に花を付けていた。実が色付いていることを期待していたが、実の色に変化はなかった。





傘を風に煽られながら、北東に戻る。エゾムラサキツツジが時ならぬ花を付けていた。春一番先に、花を開く躑蠋。シラカバ公園傍のお宅の林檎は、未だ収穫されていなかった。家に戻り、また本を読んで過ごす。灯りを点けてはいるが、一段と暗くなって戸外を見た。何と、雪が降り始めていた。慌てて、レモンやアオミノガマズミ、マンリョウの鉢を、屋内に取り込む。暖かい秋だったのに、初雪は平年より早いとのことだった。




降雪は長くは続かず、降り積ることはなかった。今朝は敷石が乾いている。道内各地に、雪の予報が出ている。厳しい季節が始まった。