17, 10. 2016 天候下り坂


10月も中旬というのに、昨日は気温が20度を超えた。地球温暖化は、加速している様に思えてならない。洗濯機を仕掛けて、新たな2種の和紙の下地作りを始めた。気温が高くなった所為か,次第に薄雲が広がって来ていた。昼食後もう一度絵具を引いて、散歩に出掛けた。

北から東へかけては青空が広がっていたが、北西から広がった薄雲が頭上近くまで押し寄せていた。ホザキナナカマドの花が咲き終わるとその枝を切り詰めるお宅があって、すっかり小さくなった木に、最後の花序が花を付けていた。ナナカマド公園を、西へ抜ける。鉄柵に絡んだノブドウは葉が色付いて来ていたが、実には色付きがなかった。南の住区のノブドウとは、種類が異なるのかもしれない。大きなエゾヤマザクラが、佳い色に染まっていた。葉は少し反り返り始め、虫が空けた穴が見えていた。






暖かいので、4番通りのガガイモの様子を見て来ることにした。東の沢に続く、高速道路の西の道を北へ進む。ヤマグワは大分葉が落ちて、生気が失われていた。農場の東の側溝付近に、未だノコンギクが咲いていた。4番通りを西へ戻る。ガガイモの実の色付きは進んでいたが亀裂は広がらず、綿毛は出ていなかった。前回黒く見えていた牛蒡の花の跡が、綿毛を見せていた。麦畑の奥に見えていた手稲山は、全く見えなかった。







農場の西側の麦畑の上の雲を見ながら、南へ戻る。薄雲の下に流れる浮雲が、次々と陽を飲込む。明らかに、天候は下り坂。住宅街を南西に戻り、ナニワズを見に立寄った。蕾が膨らんで黄色く見えて来ていた。此の状態で雪の中で冬を越すのは、可哀相な気がする。




今朝は曇空。昨日よりは2度程低い気温の予報が出ているが、ストーヴに火を入れずにブログの更新をしている。