16, 09. 2016 エッシャー展


昨朝は好天となりそうな気配だったので、洗濯機を仕掛けて一仕事済ませ、12時前の電車でエッシャー展を観に札幌へ出掛けた。山際の札幌は雲が多かった。駅前で地下鉄難北線に乗換え、終点の真駒内まで向かう。更に真駒内駅前でバスに乗り換えて、芸術の森美術館へ向かった。先年弟の設計事務所が設計を担当した市立大学を見るのも愉しみだった。バスから眺めた大学は、美術館の1つ手前の停留所から見えていた。

美術館は、バス停から渓谷に架かる橋を渡って敷地に入る。最上部の写真は、橋から流れを見下ろしたもの。橋の奥には、展覧会の案内が出ていた。右手へ暫く歩いて、美樹間の正面に通ずる道に出た。何度か企画展でも参加した事があるが、随分昔のこと。送られて来た招待状を、入口で手渡す。予想よりは観客の姿が多かったが、若い時分に興味を持った作家だったので、楽しく観ることが出来た。





佳い時間を過ごして玄関ホールへ出ると、何と雨が降っていた。かなりの雨脚なので、様子を見る。少し雨脚が弱まって来たので、25度と夏日で寒くはなし,美術館を出て、来た道の1本北側の道を歩き始めた。ハクウンボクが実を下げていた。実が色付き始めていた。ツリバナも殻が開いて、朱赤の実を下げていた。池にはマガモが泳いでいた。橋を渡る頃には、西の空が明るくなって来ていた。バスで真駒内へ戻り、地下鉄に乗り換える。札幌駅まで直行する積りだったが、マガモを思い出して大通で降りることにした。








大通駅で降りて、人混みを避けて北大通を西へ向かう。物産展の様子で、人が溢れていた。公園を離れて北へ向う。街路樹のハクウンボクも、実が色付き始めていた。赤味が付き始めた桐の実を見上げ、東へ戻って道庁の構内へ入る。北の池にマガモの姿があった。駅前で,生花と茶菓を買求めて戻った。





十五夜なので月を見たかったが、日暮れて雨が降り始めて、果たせなかった。今朝は曇空。雨は上がっている。