06, 09. 2016 蝦夷鳥兜開花


台風12号日本海へ抜けて熱帯低気圧となったが、広範囲に雨や風をもたらしている。台風10号の被害は大きく、岩手県の山間部では道路が寸断され、数多くの方々が孤立状態にあるとのこと。当地は午前中は雲が多かったので仕事もならず、今日のゴミの集荷に合わせて、咲き終わった植物を切り詰めたり、雑草を抜いてゴミ袋に詰め込んだ。通院日なので、1時前のバスで新さっぽろへ向かった。次第に青空が広がって来ていた。地下鉄に乗り換えて最寄りの駅を出る頃には、空はすっかり晴れていた。

南1条の街路樹のトチノキが、大きく数多い実を見せていた。2011年に発症して通院する様になったが、これ程見事な実を見たのは今年が始めて。気分良く病院へ向かう。忍の一字の待ち時間を終えて病院を出たのは3時半過ぎ。愉しみしていたエゾトリカブトを見に、北東へ向かった。




石山通を渡り、北へ向う。西日を受けて、エゾトリカブトが見事に咲いていた。仕事は陽光の下で進める様にしているが、ブルー系の色は陽光で最も美しく見える。茎を上に向けてしゃきっと咲いている株があるかと思うと、日陰の株は茎を果報に向けている。鉄柵に沿って西から北側へ廻り、充分に堪能した。北5条通りを東へ向かう。オオウバユリは、見事に膨らんだ実を見せていた。歩道に突き出たツリバナの枝には、赤く色付いた実が下がっていた。駅前の喫茶店で喉を潤して、5時台初めの電車で戻った。日が随分短くなって来て、駅からのバスを降りると日が傾いていた。










低気圧が北上し、今朝は昨夜来の雨が降っている。比較的空は明るく風も凪いでいるので、酷い嵐にはならずに済みそう。