21, 07. 2016 雨が上がって


昨日の天気予報でもう少し晴間が早く広がることを期待したが、雨は8時過ぎには上がったものの、分厚い雨雲は陽を漏らさなかった。仕方なく、午前中は手仕事をして過ごす。1時を過ぎて、漸く雲が開けて来た。充分な光ではなかったが、一仕事済ませて、夕食の素材を買求めに出掛けた。

南から北に向かって、大きな量塊の雲が流れていた。早く開花したホザキナナカマドの花序は、早くも黄ばみ始めていた。満開の花序に、蟻が集っていた。蟻ばかりでなく、虻も寄って来た。当地は今が紫陽花の季節。雨の後だけに、花に勢いがある。畑のアマは頭が重くなって、大分倒れていた。





南の住宅街を、東へ向かう。剪定を受けて見易くなったサンシュユの実が、色付いて来ていた。東の沢を背にしたお宅のコマユミの実が、大きくなって来ていた。沢に沿って、北へ向う。タラノキの大きく葉を広げた中心に、花序が出来始めていた。ドライフラワーのイワガラミでなく、生の花を見られるのは嬉しい。塀の外で、ほおずきが実を下げていた。







東のスーパーで野菜を買求めて、西へ向かう。野菜は一頃の半値になっていた。中央分離帯のイヌエンジュの花序が目立って来ていた。花序の数が、驚く程多い。西のスーパーの裏手へ廻ってみる。シナガワハギに混じって、ノラニンジンが数を増して来ていた。久々に、北西の山並みが見えていた。





買物を済ませて、ナナカマド公園へ北から入る。遊歩道脇のクガイソウが、佳い姿を見せていた。公園を西へ抜け、前日のネムノキを思い出して、小さなネムノキを見に立寄る。此処のネムノキも、花序が分離して蕾が見えていた。開花は、そう遠くはない。



昨夕空が紅色に焼けていたのに、今朝はのっぺりとした曇空。中々朝から陽が射す日はヤって来ない。