31, 08. 2016 迷走台風接近


昨朝の雲は間もなく消えて、前日に劣らぬ青空が広がった。朝食後、直ぐに仕事に取りかかる。一仕事済ませて、剪定した枝や葉が詰ったゴミ袋を出しに戸外へ出た。粘る様な空気が暑い。家の東側で、ヤマシャクヤクの実が開き、種子が現れていた。昼食後、雲が広がって来た。夕刻過ぎには台風が道南に近付く予報が出ているので、雨が降らぬ内に散歩に出掛けた。



南東を歩こうと、南の住宅街に入る。春に開花が出遅れていたオオヤマレンゲに、数多くの実が付いていた。南の住区の大きな葉の柿も、実を皆落としていた。此の種は当地では難しいらしい。キキョウが良く咲いていたお宅では、咲き終わった花が切り詰められ、小さな蕾が残されていた。庭のキキョウも、小さな蕾を残してある。また雲が開け、陽が射して来た。






鉄道林前の道を、東へ向かう。餌台が設けられ小鳥が良く集るズミの樹の実が、色付き始めていた。最上部の写真も、ズミの樹。ヨウシュヤマゴボウも、花の跡に実を見せていた。サルナシはもう収穫出来そうな程、実が膨らんでいた。





住宅街を折れ曲がりながら、北西へ戻る。先日花を見せていたウドにも実が出来ていた。花が早く咲いた花序は、黄ばんで来ていた。不思議な花が吊り下げられているインテリアの店舗の前を通る。先端に開いた花を付けていた。ナナカマド公園へ、東から入る。公園傍のお宅の花序の上半分は朽ち始めたリアトリスに、クジャクチョウと蜂が止って吸飲していた。





家に戻って、台風情報を見ようとTVのスウィッチを入れる。仙台付近から上陸の予報が出ていた台風10号は、三陸海岸を北上中だった。札幌の手稲山の麓の手稲山口に、高温注意報が出ていた。34度まで気温が上がっていた。日暮れて、台風は岩手県に上陸し、青森県を通って日本海へ抜けた。当地は到頭降らず終いだったが、道東や道央では雨が酷かったらしい。明日、ロンドンで暮している甥夫婦が休暇を取って一時帰国するので、温帯低気圧となって大陸へ去った台風に安堵している。