08, 06. 2018 針槐散り出す


昨朝の晴れ間は次第に薄雲が広がり、空の青が弱くなった。今日から雨の予報が出ていたので、溶いてあった絵具で仕事を進めた。午後の早い電車で札幌へ向かう。山際の札幌は雲が厚く、曇り空だった。

南1条の2店舗で買い物を済ませ、大通公園へ出る。ライラックに代わって開き始めたヤマボウシの総顎片は大きくなり、白さを増していた。花の集積である中央の花芯も、大きくなっていた。



公園は[よさこいソーラン]の人出と出店で混んでいた。公園を離れて、北へ向かう。愉しみにしていたハリエンジュは、大分散り始めていた。道庁の南側に、幹に蔦が絡まった巨大なハリエンジュがあり、未だ花序を付けていた。以前は現在の北海道神宮際、当時は札幌祭りにハリエンジュが咲いていたのだが、10日近く早くなってしまっている。すぐ傍に、シロバナヤマブキが咲いていた。







街路樹のハクウンボクは殆ど花を落とし、跡に小さな実が出来始めていた。葉陰に未だ花を付けている花序があった。




道庁の南門から、構内へ入る。そろそろ実が付く頃と愉しみにしていたズミを見上げて驚いた。残酷なまでに枝が切り詰められていた。スイレンが咲き始めていた。正門から出て、北の池を見ながら北へ向かう。北東の角のシナノキに、小さな蕾が見えていた。




駅前で、生花と茶菓を買い求めて戻った。最寄りの駅に着くと、未だ薄雲を通して空の青が見えていたが、今朝は曇り空。午後からは雨の予報が出ている。