01, 09. 2016 台風が去って


迷走台風は、三陸海岸地方と道央の帯広、南富良野に大きな爪痕を残して去った。岩手県の被災地は、東北大地震の被災地と重なるので、復興の最中だったろうにと気が滅入る。前夜寝苦しいと思ったら、最低気温が24度を超えていた。常ならば、此の時期の最高気温に相当する。陽が射さぬので仕事も出来ず、7月から手がけていた手仕事の仕上げをした。春に買求めたコバルトブルーの皮は、上着とバッグを作って未だ残っていたので、柔かな紺色のシープと組合わせて、バッグ、帽子、財布が出来上がった。今年は残暑が強いので未だ茶系のバッグを持つ気にはなれず、暫く役立ちそう。




正午を過ぎて雲が切れ、陽が射し始めた。一仕事済ませて、夕食の素材を買求めに出掛けた。ナナカマド公園を南へ抜ける。雨は降らなかったが、強い風でナナカマドの実が落ちていた。住宅街の中の畑の玉葱が、姿を消していた。通りを挟んで北側のお宅の物置を見る。昨年同様、玉葱が軒下に干されていた。玉葱のサイズが揃っているのが、微笑ましかった。何時ももう一本南の道を通るのだが、其の侭東へ進む。恐らく以前は農家だったと思われるお宅の広い庭に、大きなツリバナが実を見事に下げていた。少し東の先日見かけたマルメロの実は、色付き始めていた。そろそろデパートの食品売場を、注意して見回る必要が出て来た。







東の沢の西の道を、北へ向う。コマユミの実も葉も色付き始めていた。フウセンカズラは、実を増やしている。斑入りの葉の種と大きな葉の種も蔓を伸ばしていて、どの様な実を付けるのかと愉しみにしているが、今の所実は見えない。3番通りを越えて、キレンゲショウマを見に立寄る。数日で花が落ちるので、花の数は増していなかった。





東のスーパーで野菜を買求めて、西のスーパーへ向かう。スーパーの駐車場から見える南西の雲が、大きかった。裏手へ廻ってみる。北西の山並みは雲中で見えず、北の空が晴れていた。



今朝は曇空。昨朝よりは幾分気温が低いが、昨夜も寝苦しかった。今日も此の時期としては異常な、真夏日の予報が出ている。