14, 06. 2016　コノテガシワ

初夏の佳い季節になっているのに，好天は長続きしない。昨朝の雨は日暮れまで降り続いた。３時過ぎには雨が上がる予報が出ていたが一向に降り止まぬので，傘をさして散歩に出掛けた。朝方は治まっていた風も吹き出して，気温も低く寒い。６月前半は，低温続きで天候にも恵まれなかった。

もう10年近く空地になっている宅地は，エニシダ、マーガレット，ルピナスが咲き乱れていた。繁殖力の強い植物は，空地を占領する。黄色い若葉を見せていたコノテガシワに，花が咲いていた。厚みのある金平糖の様な花。やがて，殆ど同じ形状の実となる。

南の住宅街に入る。柿の葉裏にに，花の様なものが見えた。サルナシには，実が見えていた。ノブドウの蔓の先に，花序が見えていた。マルメロは花期が終り，小さな実を付け始めた。もう少し東まで歩く積りだったが，雨が強くなって来たので，北へ戻る。団地が出来る以前からのお宅では，大きなシダレザクラが切られていた。奥に切られた樹が積まれてあった。見事に長い花序を下げるシダレザクラだったのに，惜しまれる。