15, 03. 2016 野幌へ


午後から曇と雪の予報だったが,昨日も日暮れまで晴間が広がった。午前中に一度,昼食後直ぐに加筆して,小物を買い揃えに野幌へ出掛けた。気温が上がり,車道は完全に雪が消え,歩道も殆ど雪がなくなっていた。バスで野幌の国道沿いにある大きなスーパーへ向かい,団地で入手出来ぬ小物を買求める。今日が誕生日の義妹のプレゼントのパッケージ材料も買求めた。重量はないが嵩張る荷物を提げて西へ戻る。西の高い雲が陽を捉えようとしていた。

緑地帯の西端にある大きなハリエンジュの根元が,丸く雪が融けていた。このハリエンジュは,市の指定木らしい。暖かさもあって,ユキワリをする人々を彼方此方で目にする。歩道脇のお宅の庭の雪は,見事に掘り返されていた。




少し回り道をして、蔦の絡まるお宅に立寄る。此の所,煙突に絡まるお宅を撮っているが,最初に見付けたのはその東の壁全面に広がる蔦だった。煙突も蔦で覆われるお宅は,北側も全て蔦が絡まっていた。2軒とも,かなり古いお宅と思われる。





2番通りへ戻り,高速道路に架かる橋を渡って団地へ戻る。東の沢を利用した公園の西側は,日陰になるのに根開けが大きくなっていた。何時も散歩では,樹々の西に透けて見える家々の前を通る。ネコヤナギを見上げていたら,隣の樹にシジュウカラが止った。夏には見られぬイワガラミを見上げる。秋の終わりとさして変わらぬ状態だった。






住宅街を,北西に戻る。厳しく切り詰められたグミに,芽が膨らんで来ていた。ナツハゼも萎んだ実が大分落ちて,芽が目立つようになって来ていた。雲を通り抜けて輝いていた陽を,また西の雲が飲込んだ。




今朝も雲なく良く晴れている。ここ数日飼い猫のアタローが、私が階下のアトリエに下りるのを待って、外へ出る様になった。未だ寒い筈なのに,猫も閉じ込められる冬には厭きたのかも知れない。